ハートランド 疾風七弐タイプW インプレ

マコト.

2020年11月22日 23:30

僕としては疾風七四MHを手に入れて
これ1本で通年使えるじゃん
なんて思っていたんですが
そうはいかないのが釣り道具大好きおじさんの悪い所。
そしてTwitterで疾風七弐Wも…と、E使いの方から
色々とインプレを聞いているうちに

これは買って使ってみたい…
七四MHがあるから、ここは被らない七弐Wを…

と、買うモードへ。

そして
少し前に極上の七弐Wが出品されており
猛烈に欲しかったけどタイミングも悪く
悩んでるうちに即決で決まり逃す事に。

後悔している所に
別の七弐Wが1円スタートで出品。
今度は逃すまいと最初からガッツリ入札。
想定していた金額より下で落札出来まして。

そして10/2に到着。





ハートランド 疾風七弐タイプW
HL 721HXHRB-SV09W





カッコいいです…
基本的にハートランドのデザインは
古いモデルから一貫した基本デザインがあり
細かい所をその時々の今風に変えられてます。
なので
七弐Wが09年リリース
七四MHが17年リリース
七弐W、Eの後継である七伍Hが19年リリース
七伍から10年前のロッドですが
ほぼほぼ同じデザイン。

日本刀からモチーフされたダイヤモンドラップ。



ハイエンドモデル特有のリールシート。



シンプルだけどデザイン性のある
硬質EVAグリップ。


(左、真ん中の2本が疾風です)

グリップエンドのハートランド ロゴ。



そしてブランクスのコスメ。



ただただ美しい…w




恒例のベンディングカーブのチェックです

300gと




500g





似たパワーのワールドシャウラ17113と比較





気持ちWの方が強いかな?位ですかね

ほぼ似たベントカーブを描いてますね


ガイド数は10



径は七四と比較



バッドガイドはほぼ同じ径ですが
2番目からは七四が絞られている事が
わかりますね

グリップ長は七四と同じです。





で、今回インプレに際して
色々なルアーを投げて使用してみました。

*フリリグ(テキサスリグ)
*ミノー
*シンペン
*トップウォータープラグ
*ディープクランク
*メタルジグ
*2ozクラスのビッグベイト



正直に言います。

どれも抜群な使用感でしたw
ていうのも、この七弐W
表記でいうとティップはH、バットはXHなので
巻きによるティップの入りが硬過ぎず柔過ぎず
絶妙なんです。

特に2ozクラスのビッグベイトを
普通にオーバーヘッドキャストで
思い切り振り抜けて
それでいてティップが適度に入るので
アタリがあっても乗りも良いんです。

ガイド径が大き目なので
ルアーの飛行姿勢も乱れずに
かっ飛んでいきますw

表記では1.1/4(35g)迄なのですが
全然問題ないです。
シッカリ胴に乗せてキャスト出来れば
100g超のルアーも投げられるそうです。


なんか似たようなロッドが
シマノにもありましたよね

そう、ワールドシャウラですw
個人的にハートランドはシマノでいう
ワールドシャウラみたいな存在に近いのかな?
と思ってます。

実際、村上さん本人もバスだけに限らず
根魚や青物、マグロも釣られておりましたよね。
(マグロは七伍Hのグリップカスタムでしたが)

Twitterで知り合ったハートランダーさん達も
シーバスやトラウトで使用したりと
様々なシーンで使われてます。
それだけハートランドのポテンシャルが
非常に高いという事の
表れなのかな?と思います。

ロッドの張り感もハートランド特有の
「一見、硬くて張りがあるんだけど
荷重が掛かるとバットまで淀み無く曲がる」ので
ストラクチャーにスタックしても外し易いですし
魚が掛かって必要に応じて曲がって入って
しかも疾風特有の非常に強い粘りがあるので
ロッドが仕事してくれるんですね。
なので操作性は勿論、
魚とのやり取りも楽で使用していても
疲れませんw
自重は160gと決して軽い訳では無いですが
使用するリールによっては
パーミングする人差し指辺りに
バランスがきますので
重いといった感覚は無いです。
僕は異端者なので
ハートランドのリールシートに合わせて
フレームを切削加工した
アンタレスを使用してます。
アンタレスを載せると丁度人差し指辺りに
バランスがきますので
長時間釣行しても疲れないですね。




次にロッドと言えば
感度も重要なファクターの一つです。
皆さんも気になる感度ですが
ダイワ、シマノでいう
ハイエンドのバスロッド程の感度はありません。
感度が無いというか異質というか
ハイエンドバスロッドみたいに
感度が明確過ぎないと言いますか
比べて霞がかったといった感じなんです。
決して感度が煩過ぎないんです。
とは言え、僕は基本的に
PEセッティングでの使用ではありますが
「あ、ここは砂地だ」
「ここはハードストラクチャーだ」
「ケーソンの隙間にリグが落ちた」
と言った必要な情報はシッカリ伝わってきますw

3.5g〜7g程のライトウェイトシンカー+高比重ワームを
フルキャストして
投擲地点45〜50m、そこで15cmにも満たない
エゾメバルのショートバイトも手に取るように
伝わってきて、しかも掛ける事が出来るので
必要十分な感度だなと言った印象です。

レングスについては
エリアによってレングスが
長い短いがあるとしても
7ftちょいのレングスがあれば
テトラ上からでも
全然問題無くやりとり出来ますし
バーサタイル性に優れた長さかなと思います。
本当、ロックフィッシュでの使用において
何をやるにも丁度良い長さ。


そう、此処まで読んでくださって
感じて頂けてると思いますが

僕にとってハートランドの疾風は
僕のロックフィッシュにおける
全てに丁度良いロッドなのですw

今迄色々なロッドを使ってきましたが
此処まで高レベルに纏まっているのは
ワールドシャウラもそうですが
ダイワ、シマノという世界を代表する
2大メーカーならではの開発力なんだろうなぁと
つくづく思い知らされました。

僕はハートランドをバスでは無く
ロックフィッシュで使用していますが
今回、この記事を読んでいただき
「ハートランドでロックフィッシュ、アリだな」
と少しでも感じてくださって
疾風とは言わず
722MHや721H等のスタンダードモデルを
手にして使用して感動していただけたらなと
思います。
21年のスタンダードモデルは
802MHや752Hも出ますので
こちらも気になりますねw

という事で御粗末ながら
疾風七弐タイプWのインプレ記事でした。








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